クエスト 7-3

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クリア前の会話

鹿目まどかねえ、[主人公名]ちゃん。さやかちゃん、大丈夫かな?学校でも様子が変だったけど。
できれば、ずっとそばにいてあげたいけど、こんなときに限って結界が見つかるんだもん。
早くみんなのところに行かないと……って、あれ? あそこにいるのって、さやかちゃん!?
美樹さやかまどか……。それに[主人公名]も一緒か……。
鹿目まどかどうしたの、さやかちゃん。こんなところで。
あ、さやかちゃんも結界の知らせを聞いたんだね。だったら、私たちと一緒に行こうよ。
美樹さやか……そうね。でも、その前にちょっとでいいから、あたしの話を聞いてくれる?
鹿目まどかえ?どうかしたの、さやかちゃん?
美樹さやか今日ね、じつは仁美に呼び出されてさあ。
――仁美が恭介のこと、ずっと好きだったんだって。それで、今度告白するんだって。
鹿目まどかえ!? え!?そ、それって、どういうこと?
美樹さやか言葉のとおりだよ。恭介のケガが治って、元気になって学校にも通いだしたから、告白するんだって。
それでね、その後が仁美らしいんだ。あたしが前から恭介のこと、好きだったんじゃないか、だって。
仁美は、あたしとも友達だから、どっちも大切にしたい。だから、告白する前にあたしに聞いてきたんだ。
先にあたしが告白したら、自分は諦める。だから、あたしにはっきりして欲しい、だってさ。
鹿目まどかさ、さやかちゃん。それって……。
美樹さやか仁美ってイイコだよねぇ。あたしなんかに気を使う必要はないのに。
でも安心して、まどか。ちゃんと仁美に言えたよ。「どうぞ。恭介と仲良くしてあげてね」って!
仁美ったらさ、こんなゾンビに気を使う必要なんて、ないのにね……。
鹿目まどかちょっと、さやかちゃん。なに言ってるの!そんなの、それで本当にいいの!?
美樹さやかいいも何もないじゃないっ!
呼び止めてごめん。……さあ、もう行こう。早くしないと、マミさんたちが待ってるよ。
鹿目まどかさやか、ちゃん……。

クリア後の会話

佐倉杏子おい、さやか!? なんだよ、あの戦い方は。もっと冷静に戦えって!あれじゃやられるぞ!
鹿目まどかそうだよ、あんなわざとケガするように戦ったらダメだよっ!
美樹さやかふたりは黙っててよ。これからはあたし1人でやれるからさ!
割り切ってみたら、どうってことないってわかったんだ。さすが魔法少女、痛みだって感じないですむんだ……。
鹿目まどかさやかちゃん……。
佐倉杏子さやか、おまえ……何言ってんだよ。
美樹さやかあたしってほら、ヒヨッコのうえに才能もないからさ。戦い方なんて選んでられないじゃん。
これぐらいがちょうどいいのよ。それに……。
もう死んでるんだから、何も気にする必要なんて、ないんだし、さ。
鹿目まどかさやかちゃん、そんなこと、言わないで……。あんな戦い方、さやかちゃんのためにならないよ。
美樹さやかあたしのためにならない?
なにそれ?なに言ってんのよ、まどか。自分で言ってる意味わかってる?
こんな身体にされた後で、何があたしのためになるっていうの!?
今のあたしはね、魔女を殺す。それしか価値のない存在なのよ。生きてるふりして身体を動かすだけ!
……これからはあたし1人でなんとかしていく。みんなは、結界を見つけたら教えてくれるだけでいいよ。
もし、あたしが魔女に勝てなかったら――殺されたら、その時はみんなでやっつけてくれればいいから。
……あれ? 間違えちゃった。あたしが殺されるわけないか。もう死んでるんだしー。ハハハッ!
鹿目まどかさやかちゃん、――やめて、そんなこと、お願いだから言わないで。
美樹さやか……もう、あたし、行くね。
それと、いま言ったことは本気だから。これからはみんなは戦わなくてもいいよ。そのほうが楽でしょ。
あたしも、それぐらいは誰かの役に立ちたいしさ……

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