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| ランク | 経験値 | コイン | ﾊﾞﾗｴﾃｨﾁｹｯﾄ |
|---|---|---|---|
| S | 160 | 1350 | 10 |
| A | |||
| B | |||
| C | |||
| D |
| 鹿目まどか | マミさん？ ふたりだけで話したいなんて、一体どうしたんですか？ |
|---|---|
| 巴マミ | んー、じつはね、暁美さんの前では、ちょっと言いにくい話があるの。 |
| 例の暁美さんがあげたクッキーだけど じつはね、あれにはダイエット効果なんてないの。 | |
| 鹿目まどか | えっ、本当ですか！？ わたし、もう全部食べちゃいましたよ！ |
| 巴マミ | ……あのクッキーには手違いでお砂糖がたくさん入ってたの。 |
| それでね、いま暁美さんは自分のしたことをすごく反省しているわ。 | |
| 暁美さんが鹿目さんのことを大切なお友達だと思っているからこそ、 | |
| 無理な絶食ダイエットで苦しんでるのをみて、自分なりになんとか助けようとしてたのよ。 | |
| 暁美さんも悪気があってやったわけじゃないんだから、彼女を責めないであげてね。 | |
| 鹿目まどか | わたし、ほむらちゃんにそんなに心配かけてたんですか？ |
| 巴マミ | 魔法少女の任務は大変だって教えてるわよね？ 無理な絶食なんかしてたら絶対にうまくいかないわ。 |
| 私だって、きっとお腹が空いて、いつか大失敗しちゃうと思う。 | |
| 鹿目まどか | ……だけど、これ以上お茶会でお菓子とか食べてたら、わたし、きっと大変なことになっちゃいます……。 |
| 巴マミ | あら？ それなら、今度からお茶会に出すお菓子は、もっとカロリーに気をつけるから平気よ。 |
| 鹿目まどか | えっ？ それってどういう意味ですか？ |
| 巴マミ | じつは今までも、ちゃんと気を使ってたのよ。その証拠に佐倉さんはあんなに食べてもちっとも平気でしょ。 |
| 鹿目まどか | あ……！？ |
| 巴マミ | 本当は、もっと早くに言えばよかったんでしょうけど……。 |
| 暁美さんがお友達のために頑張ってるのに、私が横から口出しするようなことは、したくなかったのよ。 | |
| これがわざわざ鹿目さんを呼び出した理由のひとつよ。 |
| 鹿目まどか | （さすがマミさん。ちゃんとカロリーのことを考えてくれてたんだ） |
|---|---|
| （わたし、何か焦っちゃってた。それで、ほむらちゃんにもすごい心配かけちゃってたなんて） | |
| （ほむらちゃんに会ったら、すぐに謝らなくっちゃ） | |
| 暁美ほむら | 鹿目さーん！ やっと見つけたわ。私ね、鹿目さんに聞いてほしいことがあるんだよ！ |
| 鹿目まどか | あ、ほむらちゃん。わたしも伝えたいことがあるんだ！ |
| 暁美ほむら・鹿目まどか | あのね、ダイエットのことなんだけど……。 |
| 暁美ほむら | あ？ |
| 鹿目まどか | やだっ、ハモっちゃったね。 |
| ごめんね、ほむらちゃん。また、わたしったら焦っちゃった。ほむらちゃんのほうから話して。 | |
| 暁美ほむら | あ、うん。それじゃあ、……じつはね、あの……クッキーのことなんだけど。 |
| 鹿目まどか | それならもう知ってるよ。でも、気にしないで。ほむらちゃんはわたしのためにしてくれたことなんだから。 |
| マミさんが事情を全部教えてくれたよ それを聞いて、わたしわかったんだ。 | |
| 今までずっとほむらちゃんに心配かけちゃってたんだね。本当にごめんなさい。 | |
| 暁美ほむら | ううん、謝るのは私のほうだよ。私の勘違いで始まって、最後はあんなクッキーまで渡しちゃって。 |
| 鹿目まどか | あれくらい、もう平気だよ。わたし、本当に気にしてないよ。 |
| 暁美ほむら | そうはいかないわ。私ね、あのあと、鹿目さんのダイエットに少しでも役に立てないか、ひとりで研究したの。 |
| 鹿目まどか | ありがとう、ほむらちゃん。だけど、それならもう大丈夫だよ。 |
| 今度のお茶会からは、マミさんが食べても全然太らないお菓子を作ってくれるんだって！ | |
| これでわたしも、今までどおりにみんなといっしょにお茶をすることができるよ！ | |
| 暁美ほむら | そうだったんですか！？ それならもう安心ですね。……本当によかった。 |
| 鹿目まどか | うん。これでほむらちゃんにも、もう心配かけないで済むね。 |
| 美樹さやか | おーい、まどかー！ モタモタしてると置いてくぞー！ |
| 鹿目まどか | あ、待ってよ、さやかちゃん。すぐに行くよー。……そうだっ、ほむらちゃんも一緒においでよ！ |
| 暁美ほむら | これから美樹さんと、どこかに行くんですか？ |
| 鹿目まどか | うん！ さやかちゃんが美味しいケーキ屋さんを見つけたんだって。それも食べ放題バイキングなの！ |
| 暁美ほむら | ……え？ |
| あ、あの、まさか、それを食べに行くんですか？ | |
| 鹿目まどか | もっちろん！ ずっと甘いもの我慢してたから、もう楽しみで！ さあ、食べるぞー！！ |
| 暁美ほむら | あ、あの、鹿目さんっ、それを食べたら、全部台無しになっちゃうと思うんですけど……。 |
| 鹿目まどか | 大丈夫だって。なんたって、マミさんのお菓子があるんだもん。いくら食べたって平気！ |
| 美樹さやか | ちょっとー、杏子と待ち合わせしてるんだから、本当に置いてくよー。 |
| 鹿目まどか | あーん、さやかちゃん、待って－！ |
| 暁美ほむら | まどかー！？ 行っちゃダメー！！ |
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