クエスト 2-2-1

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クリア前の会話

巴マミだけど、この前、鹿目さんが倒れたときは本当にびっくりしたわ。
美樹さやかほんと、朝ご飯抜いたせいで具合が悪くなって目を回しただなんて、まどからしいというか、なんというか。
巴マミ学校に遅刻しそうだったからなんて、鹿目さんらしいわね。――今はもう大丈夫なのよね?
美樹さやか今日も学校に来てるし、問題ないと思いますよ。ただ、相変わらずぼぉーっとしてるけど。ね?
暁美ほむら(まどかが元気がないのは、やっぱり私のせい? 私が半人前だから、負担をかけたから?)
(きっとそうだ。私をフォローしようと思って、家でも戦いの練習したりしてるんだわ)
(だから、生活のリズムまで乱してるんじゃないかな?)
(だって、いつも朝はまどかがお母さんを起こしてるって言ってたもん)
美樹さやかねえ? ちょっと? ほむらってば! さっきから、ひとの話、ちゃんと聞いてる?
暁美ほむらえ? あ、……私、ちょっと考え事をしてました。……美樹さん、ごめんなさい。
美樹さやかもう! あんたまでまどかみたいにぼぉーっとして、どうすんのさ。
巴マミみんな、疲れてるみたいだけど、仕方ないわね。魔法少女の生活は決して楽じゃないもの。
それじゃあ、しばらくは鹿目さんの負担を減らすために、誰か他の人に頑張ってもらいましょう。
美樹さやかなら、杏子を前に出しましょうよ。あいつなら、マミさんのお菓子でつれば、簡単に張り切りますよ。
巴マミそうね。やっぱり佐倉さんが適役ね。お菓子で頑張ってくれるなら、私としてもお安い御用よ。
暁美ほむら(やっぱり、ただでさえ大変なのに、これ以上私がまどかに負担なんてかけちゃいけない)
(のんびりやればいいなんて甘かった! 私自身が強くなって、まどかを守れるようになるんだ!)

クリア後の会話

暁美ほむら(……だけど、強くなるっていっても、いったいどうしたらいいのかな?)
(格闘技とか習っても私の体力じゃ限度があるだろうし、そもそも自信もないし)
(魔法少女の訓練学校なんてあるわけないしなぁ……)
佐倉杏子ほむらぁっ!!! 戦闘中にぼけっとすんなっ!
暁美ほむらきゃっ! は、はい、なんでしょうかっ!?
佐倉杏子なんでしょうか、じゃねえだろっ! 戦いが終わってすぐに気を抜くなって言ってんだよ。
美樹さやかべつに怒鳴んなくてもいいじゃん。もう使い魔はやっつけたんだからさ。
佐倉杏子バカ! やつら、驚くほどタフなんだよ。魔女や使い魔と戦うとき、最後まで油断するな。やられちまうぞ!
暁美ほむらそうなんですか!? 私、注意が足りませんでした……、ごめんなさい。
佐倉杏子ったく。アタシがひとりで戦ってた時は、そんなふざけた態度でいたこと、一度もねえぞ。
巴マミまあまあ、佐倉さん。そんなに怖い顔しないで。暁美さんが委縮しちゃって、かえって逆効果よ。
こうして仲間でいるんですもの。初めのうちは、みんなで教えていけばいいじゃない。
佐倉杏子マミ! そうやって、アンタは少し甘やかし過ぎなんだよっ!
巴マミんー、でも、佐倉さんだって最初は私が色々と教えてあげたじゃない?
美樹さやかん? なんですか、その話は? どういうこと?
佐倉杏子わーーーっ!! うっせー! マミ! 余計なこと、しゃべるんじゃねえ!
暁美ほむら(……そういえば、佐倉さんはずっとひとりで戦ってたんだっけ)
(そうだ! 魔法少女のことは、魔法少女の先輩に聞けばいいんだ)
(巴さんだと私に優しすぎるけど、佐倉さんなら厳しく、強くなる方法を教えてくれるかも!)
佐倉杏子とにかく! ヒヨッコはもっと緊張感持って戦いに臨めよなっ。それじゃあ、アタシはもう行くぞっ。
暁美ほむら(佐倉さんなら、きっと強くなれる方法を知ってるに違いないわ!)

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