クエスト 2-1-5

クエスト 2-1-5

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クリア前の会話

巴マミ~だけど、この前、鹿目さんが倒れたときは本当にびっくりしたわ。
美樹さやか~ほんと、朝ご飯抜いたせいで具合が悪くなって目を回しただなんて、まどからしいというか、なんというか。
巴マミ~学校に遅刻しそうだったからなんて、鹿目さんらしいわね。――今はもう大丈夫なのよね?
美樹さやか~今日も学校に来てるし、問題ないと思いますよ。ただ、相変わらずぼぉーっとしてるけど。ね?
暁美ほむら~(まどかが元気がないのは、やっぱり私のせい? 私が半人前だから、負担をかけたから?)
(きっとそうだ。私をフォローしようと思って、家でも戦いの練習したりしてるんだわ)
(だから、生活のリズムまで乱してるんじゃないかな?)
(だって、いつも朝はまどかがお母さんを起こしてるって言ってたもん)
美樹さやか~ねえ? ちょっと? ほむらってば! さっきから、ひとの話、ちゃんと聞いてる?
暁美ほむら~え? あ、……私、ちょっと考え事をしてました。……美樹さん、ごめんなさい。
美樹さやか~もう! あんたまでまどかみたいにぼぉーっとして、どうすんのさ。
巴マミ~みんな、疲れてるみたいだけど、仕方ないわね。魔法少女の生活は決して楽じゃないもの。
それじゃあ、しばらくは鹿目さんの負担を減らすために、誰か他の人に頑張ってもらいましょう。
美樹さやか~なら、杏子を前に出しましょうよ。あいつなら、マミさんのお菓子でつれば、簡単に張り切りますよ。
巴マミ~そうね。やっぱり佐倉さんが適役ね。お菓子で頑張ってくれるなら、私としてもお安い御用よ。
暁美ほむら~(やっぱり、ただでさえ大変なのに、これ以上私がまどかに負担なんてかけちゃいけない)
(のんびりやればいいなんて甘かった! 私自身が強くなって、まどかを守れるようになるんだ!)

クリア後の会話

暁美ほむら~(……だけど、強くなるっていっても、いったいどうしたらいいのかな?)
(格闘技とか習っても私の体力じゃ限度があるだろうし、そもそも自信もないし)
(魔法少女の訓練学校なんてあるわけないしなぁ……)
佐倉杏子~ほむらぁっ!!! 戦闘中にぼけっとすんなっ!
暁美ほむら~きゃっ! は、はい、なんでしょうかっ!?
佐倉杏子~なんでしょうか、じゃねえだろっ! 戦いが終わってすぐに気を抜くなって言ってんだよ。
美樹さやか~べつに怒鳴んなくてもいいじゃん。もう使い魔はやっつけたんだからさ。
佐倉杏子~バカ! やつら、驚くほどタフなんだよ。魔女や使い魔と戦うとき、最後まで油断するな。やられちまうぞ!
暁美ほむら~そうなんですか!? 私、注意が足りませんでした……、ごめんなさい。
佐倉杏子~ったく。アタシがひとりで戦ってた時は、そんなふざけた態度でいたこと、一度もねえぞ。
巴マミ~まあまあ、佐倉さん。そんなに怖い顔しないで。暁美さんが委縮しちゃって、かえって逆効果よ。
こうして仲間でいるんですもの。初めのうちは、みんなで教えていけばいいじゃない。
佐倉杏子~マミ! そうやって、アンタは少し甘やかし過ぎなんだよっ!
巴マミ~んー、でも、佐倉さんだって最初は私が色々と教えてあげたじゃない?
美樹さやか~ん? なんですか、その話は? どういうこと?
佐倉杏子~わーーーっ!! うっせー! マミ! 余計なこと、しゃべるんじゃねえ!
暁美ほむら~(……そういえば、佐倉さんはずっとひとりで戦ってたんだっけ)
(そうだ! 魔法少女のことは、魔法少女の先輩に聞けばいいんだ)
(巴さんだと私に優しすぎるけど、佐倉さんなら厳しく、強くなる方法を教えてくれるかも!)
佐倉杏子~とにかく! ヒヨッコはもっと緊張感持って戦いに臨めよなっ。それじゃあ、アタシはもう行くぞっ。
暁美ほむら~(佐倉さんなら、きっと強くなれる方法を知ってるに違いないわ!)

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