クエスト 7-2 †
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クリア前の会話 †
| 美樹さやか | そんな、あたしたちは、もう、すでに死んでいるってこと……。 |
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| 佐倉杏子 | キュゥべえのやつ、ふざけやがって。何が便利な体だよっ! |
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| これじゃあ、アタシらゾンビみたいなもんじゃねーかよっ! |
| 美樹さやか | ぞ、ゾンビ……。 |
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| それじゃ、あ、あたしたちは、これからどうなるの? |
| 暁美ほむら | キュゥべえから話を聞いてしまったのね……。 |
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| 鹿目まどか | ほむらちゃんっ! |
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| 巴マミ | 暁美ほむらさん、あなたはこのことを知ってたの? |
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| 知ってたのなら、どうして教えてくれなかったのかしら? |
| 暁美ほむら | 前もって話しても、今まで誰も信じてくれた人はいなかった。 |
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| だから、言わなかったの。 |
| 美樹さやか | ふざけないでよっ、転校生!あんた、前々からなんなのよっ。 |
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| 自分ひとりだけなんでも知ってます、って顔してさっ! |
| こんな体にされちゃって!これじゃあたしは何のために魔法少女になったっていうのよっ! |
| 暁美ほむら | 奇跡であることには違いないわ。不可能を可能にしたんだから。 |
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| 美樹さやか | ……なに、それ……。 |
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| 暁美ほむら | あいつなら――キュゥべえならそう応えるわ。奇跡の正当な対価だと。あいつは酷いとさえ思わない。 |
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| ショックを受ける気持ちはわかる。だけど、それはいくら話しても仕方がないことよ。それよりも行きましょう。 |
| 鹿目まどか | え? 行くってどこへ行くの? |
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| 暁美ほむら | さっき、使い魔の結界を1つ潰したでしょう。だから、他の結界も街のいたるところで活動を始めたわ。 |
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| 私たちがいつまでも立ち止まっていると、被害者が生まれ続ける。 |
クリア後の会話 †
| 美樹さやか | あれ、[主人公名]じゃん?どうしたの。結界は潰したんだし、みんなと一緒に帰らなかったの? |
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| え? あたしのことが心配で残ったって言うの? |
| へへ、やだなぁ。そんなに落ち込んでるように見えた? |
| ……あのね、[主人公名]、 |
| この身体のこと、あたしなりにいろいろ考えたけどさ、やっぱそんなにうまい話はなかったってことだよねえ。 |
| 魔法とか奇跡っていってもさ、やっぱりどこかでバランスが取れてんだね。ちゃんと大きな対価があるわけだ。 |
| ……希望と絶望のバランスは、差し引きゼロ……。 |
| あれ?これって誰が言った言葉だっけ? |
| どこかで、聞いたような気がするんだけど、誰のセリフだったっけ? |
| マミさん、かな?それとも、あの転校生か?ハハハ、うまいこと言うよねぇ。 |
| ……ねえ、[主人公名]?前に病院で魔女と戦ったときにした話を覚えてる? |
| あたしが魔法少女になった理由は、恭介っていう幼馴染のケガを治してあげるためだって話。 |
| [主人公名]にだけ言うね。みんなには黙ってるけど、あたし、恭介のことが、好きなんだ……。 |
| だけど、こんな身体になっちゃって、恭介のケガを治してあげた意味ないんじゃないかって思い始めてる…… |
| だって、生きてないんだよ、あたし!杏子の言うとおり、ゾンビになっちゃったんだよ! |
| これじゃ好きな人がいたって、デートも……、キスもできないよね。 |
| ……最低だよね、あたし。 |
| ……結局、あたしって誰かのために魔法少女になったんじゃなくて、自分のために願いを叶えたんだ。 |
| 希望と絶望は、差し引きゼロ……。 |
| これはきっと、自分のためだけに願いを使った、あたしの代償、なんだ。 |
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