* クエスト 11-5 [#ad7f6f82] LEFT: |CENTER:90|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c |~ランク|~経験値|~コイン|~バラエティチケット| |~S|||| |~A|||| |~B|||| |~C|||| |~D|||| -[[ボス撃破の報酬>ボス撃破の報酬#stage_11-5]] -[[宝箱の中身>宝箱の中身#stage_11-5]] &attachref(,center,nolink); &attachref(11-5.jpg,center,nolink); ** クリア前の会話 [#x20b587e] |CENTER:90||c |~佐倉杏子|……で、結局のところ、まだ告白できてないわけだ。さやか?| |~美樹さやか|う、うん。| |~佐倉杏子|かー! なにやってんだよ、オマエは。| |~|あの男のことになると、からきしだなぁ。| |~|うじうじ悩んでないで、こういうことは正面切って、スパッと言ったほういいんだよっ。| |~|なんだったら、アタシがそいつを呼び出してやるよ。| |~|それなら、さやかも覚悟して言うしかなくなるだろ。| |~美樹さやか|……たぶん、それなら、言えるとは思うけど。でも……。| |~佐倉杏子|でも? でも、なんだよ?何か不都合でもあるのかよ?| |~美樹さやか|うん。なんかさ、| |~|最初にマミさんのお菓子を持って、あいつがリハビリするとこを見たって言ったよね。| |~巴マミ|ええ。それがどうかしたのかしら?| |~美樹さやか|どんなつらいことにもあれほど一生懸命になれるのは、自分自身の夢のためだからで……、| |~|恭介はしっかり目標を持って頑張ってるのに、あたしはこんなことしてて| |~|いいのかなって思えてきて……。| |~佐倉杏子|……よくわかんねーけど、そんなに難しく考えることか?| |~|魔法少女になってまで治してやった相手なんだろ? | |~|恩に着せるわけじゃないんだから、想いを伝えるくらいいいんじゃねえのか?| |~巴マミ|ちょっと! 佐倉さん!そういう話じゃないの。これは恋愛ごとなんだから。| |~鹿目まどか|そうだよ、恋愛だよ。好きな相手に想いを伝えるんだよ。| |~|さやかちゃんはナイーブになってるんだよ。| |~|もっと、まわりのわたしたちが気を使ってあげなくちゃダメだよ。| |~佐倉杏子|そういうもんなのか?じゃあまた他にもいろいろやり方を考えてやるのかよ?| |~美樹さやか|……みんな。もういいよ。なんだか、振り回しちゃってごめんね……。| |~|あたし自身よくわかんなくなっちゃった。| |~|……ちょっと、ひとりで考えてみるね。| ** クリア後の会話 [#n794aadb] |CENTER:90||c |~美樹さやか|……結局、ここに来ちゃった。べつに恭介に何か言えるわけじゃないのに。| |~|本当にあたし、どうしたいんだろ?自分でもわけわかんなくなっちゃった。| |~|……恭介に見つかったりする前に帰ろ。あたしって、ほんとバカ。| |~???|誰がバカなの?| |~美樹さやか|そんなの、あたしに決まってる……って、恭介!?| |~|どうしているのっ?!| |~上条恭介|どうしてって、ここは僕の通ってる病院だよ。いるのは当然だろ。| |~|さやかこそ、どうしてここに?| |~美樹さやか|あ、あたしは、ちょっとぷらぷら散歩してたら、ここに来ただけ。| |~|……そうだ、恭介。あの、あのね、あたし、恭介に伝えたいことがあるんだっ。| |~上条恭介|そう。実は僕もさやかに言わなくちゃいけないことがあったんだ。| |~美樹さやか|あたしに?言いたいこと?| |~上条恭介|うん。僕が入院してるとき、気が滅入ってたとはいえ、| |~|さやかにひどいことを言っちゃったよね……。| |~美樹さやか|そ、そんな変なこと、今は思い出さなくていーの。あたしは気にしてないよ。| |~上条恭介|ありがとう。そうやって、さやかはいつも僕を元気づけてくれるよね。| |~|さやかは、僕の目指してる音楽みたいだよ。| |~美樹さやか|あたしが?恭介の音楽?どういう意味?| |~上条恭介|僕ね、リハビリを急いで、近いうちにドイツに留学するつもりなんだ。| |~|医者には止められたけど、こんなところで立ち止まっていたくない。| |~|遅れた分を取り戻したいんだ。| |~美樹さやか|ドイツ!?ドイツって、恭介は海外に行っちゃうの!| |~|そんなっ!それじゃあたしと……ううん、その、みんなと離ればなれになっちゃうじゃない!| |~上条恭介|うん。だけど、僕は必ず日本に戻ってくるよ。| |~|そして、自分の納得がいく音楽ができたときに、| |~|さやかに僕のギターを聴いてもらいたいんだ。| |~美樹さやか|……あたし?なんで、あたしなの?| |~上条恭介|入院中、僕はさやかに励まされて、元気をもらった。| |~|僕の音色も、さやかみたいに誰かを幸せにできるようになったかどうか、確かめて欲しい。| |~美樹さやか|でも、あたしなんて、何にもしてないし、何も考えてないんだよ!| |~|それどころか……あたしは自分のことばっかり考えてる。| |~|恭介みたいに、自分にしかできないことで、他の人を幸せにすることなんて| |~|考えてなかったんだ……。| |~上条恭介|それは僕だって同じさ。音楽を通じて、自分になにができるかなんて考えてなかったよ。| |~|でも、怪我で音楽ができなくなったときに気づいたんだ。さやかにも励まされたからね。| |~|改めて、ありがとう、さやか。| |~美樹さやか|恭介……。| |~上条恭介|それより、さやかの言いたいことはいいの?| |~美樹さやか|えっ!? あ、そ、それは……、もういいのっ。| |~|うん、もうそれはどうでもいいんだっ。| |~|でも、なんか今日は恭介と話せてよかった。自分の中で答えが出た気がする。| |~|あたし、もう行くね。恭介のリハビリや練習の邪魔しちゃ悪いし。| |~|今日は、本当にありがとうっ!| *コメント [#tb205003] #pcomment_nospam(,5,reply)